リンガ生がUWC ISAK JAPANに合格!これまでの学びと入学試験、そしてこれからについて聞きました

リンガハッカーズ(以下リンガ)のレベル3クラスに在籍するAさんがUWC ISAK JAPAN(以下ISAK)に合格!
受験しようと思った理由や入試、そしてISAK受験、合格につながったリンガでの学びについてインタビューしました!
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UWC ISAK JAPAN(ユーダブリューシー アイザック ジャパン)は、2014年に開校した国際教育機関ユナイテッド・ワールド・カレッジ(UWC)の加盟校で、軽井沢にある全寮制のインターナショナルハイスクールです。高校2年生・3年生のカリキュラムはIBDP(国際バカロレア・ディプロマ・プログラム)に対応しています。
https://uwcisak.jp/jp/
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“自分”が問われる試験
ISAKの合格おめでとうございます!まずは、なぜISAKを受験しようと思ったのか教えてください。
多様性、ダイバーシティを体現しているところがISAKの魅力だと感じています。生徒はおよそ80もの国から集まっていて、また奨学金制度も充実しているので経済的なバックグラウンドにも多様性があります。そんな環境で勉強したり生活したりすることで、多様な経験ができるのではないかと思い、受験することにしました。
入試の選考では、エッセーやビデオ、面接などがあるとISAKのWebにはありますが、実際はどのようなことが問われるのですか?
一つ言えるのは「自分について考える」のが重要だということです。
私自身も、受験する前はどんな質問をされるか気になっていましたが、実際に受験を終えてみると、質問に対して対策しようとするよりも、自分自身について深く考えることが重要だと思いました。
皆が手を挙げることに驚いた体験授業
続いて、英語学習についてお聞きできればと思います。まず英語の勉強を始めたのはいつ頃ですか?
小学校4年生くらいの時から学校で英語の授業がありました。その頃、ハリー・ポッターシリーズが好きだったので、英語で映画を見ることができたらかっこいいな、と思っていました。
リンガに入会するきっかけはどのようなことだったのですか?
嶋津先生(編集注:リンガハッカーズ開発・監修者)の本を読んだことがきっかけでした。その本を読んで、嶋津先生の授業を受けてみたいと思ったので、リンガの体験授業に申し込みました。
体験授業は、小学生が多く在籍するクラスだったのですが、みんなの英語レベルが高くて驚きました。それでも、大学生メンターとコーチがとても前向きで、「失敗してもいいよ」という雰囲気が感じられ、楽しく授業を受けられました。
もう一つ、さらに驚いたのは、クラスのみんなが手を挙げていることでした。私は学校でも手を挙げる方だと思いますが、「手を挙げる人、ちょっと頑張っちゃっているよね」みたいに思われることを気にしているところもあって。でもリンガは、手を挙げていないと「今日は発言少なかったね」と言われるような場所で、私に向いているなと思いました。
Aさんは、入会したクラスから、どんどん英語力を上げて、レベル2→レベル3とステップアップしていきましたね!リンガを頑張れた理由はどんなところにありましたか?
2つあります。1つ目は英語でテーマを学ぶスタイルです。今の時代、文法をただ学ぶだけでは駄目で、自分が何を考えているかを発信することが求められると思っています。リンガでは、英語で学んで自分の意見を言うスタイルの授業だったことが1つ目の理由です。
もう1つは、メンターやコーチ、そして嶋津先生の存在です。私はリンガに入る前まで、”いい高校”や”いい大学”、そして”いい会社”に入ればいいという考え方を持っていて、東大や京大を目指せばいいものだと思っていました。けれども、誰にとっても正しい”いい進路”なんてものはなくて、いい進路は人それぞれだし、世界はもっと広いものだということを嶋津先生やコーチ、メンターの皆さんに教えてもらいました。特にメンターの方々から、なぜその大学に進学し、何を学んでいるかを聞くことは自分の視野が広がるきっかけになりましたし、だからこそリンガに参加し続けたのかなと思います。

リンガハッカーズメンター
ダイバーシティの中で議論する原体験
リンガで印象に残っていることはありますか?
私はリンガの授業中、手元に英語の表現などをメモしているのですが、当時授業を受けていたコーチの最後の授業で、「いつもメモを取って頑張っているのを見ているよ」とメッセージをもらい、自分のことを見てくれているんだな、と思ったことがあります。
あとは、メンターのKeitaさんが最後の授業のときに、「いろいろ壁にぶつかることもあるけど、それを逆に楽しんで頑張ると、後の成功につながるよ」という話をしてくれたのが印象的でした。
メンターの方々は、いつも授業の中で励ましてくれるし、イベントやイングリッシュキャンプでは、大学のことや海外のことなどをたくさん話してくれて。上手く説明できないけどすごい人たちなんです。笑
Aさんはイングリッシュキャンプにも参加していましたね!参加してみてどうでしたか?
私はキャンプに2回参加しましたが、1回目も2回目も、行く前は知り合いがいないので不安でした。ですが、行ってみるととても楽しいんです。年齢も違うしバックグラウンドの違う人たちが日本中から集まってきて、多様な意見があることを感じられます。リンガで会っているメンターの皆さんとも直接会って大学の話をしたり、普段の生活では聞けないような話を聞けたりしてとても刺激的でした。あと、キャンプは嶋津先生が前に立っていろいろなことを教えてくれるのですが、テンションが高くてとっても面白いんです!
お話を聞いていると、ISAKに行きたいと思うようになった理由が分かる気がします!
リンガの授業やイングリッシュキャンプでは、いろいろなトピックについてさまざまな意見を出しながら議論します。自分の意見を伝えたり、相手の意見を聞いて自分がどう返すかを考えたりすることを学ぶので、ISAKの受験ともつながる部分はあったように思います。
それから、そもそもISAKを意識するようになったきっかけは、リンガのイベントなんです。メンターのKeitaさんが、イベントでUWCについて話してくれたことがあって、そのお話を聞いて、UWCに興味を持つようになりました
※メンターKeitaのインタビューはこちら。UWCについても書いています!
中学から本格的に英語をはじめ、ミネルバ大学で学ぶKeitaはどんなメンター? 〜リンガハッカーズメンター紹介〜
日本の教育を変えられる人に
ISAKで楽しみなことについて教えてください。
まずは寮生活です。ISAKを受験しなければ決して会えないであろう、さまざまなバックグラウンドを持った同世代の仲間たちと共に生活できることと、国を超えて意見交換できることがとても楽しみです。また、学内で新しいプロジェクトを立ち上げるようなことができたら、きっととても楽しいだろうなと思います!
将来目指したい夢や目標などはありますか?
今、私は教育に興味があります。日本の教育を変えられるような人になりたいです。受験の偏差値ばかり気にして勉強すると、楽しくなくて辛いとか、テストの点数がその人の価値、みたいな考え方が日本社会にあるように思いますが、それはそうじゃないんだよ、っていうことを教えられるような教育者になりたいと思っています。
ありがとうございました!
※記事の内容は掲載時点での情報です。出願や入試などに関する情報は、最新の情報をご確認ください。