【イングリッシュキャンプレポート】Lingua Franca English Camp in Shiga 2023

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【イングリッシュキャンプレポート】Lingua Franca English Camp in Shiga 2023

3月24日〜3月26日にLingua Franca English Camp in Shiga 2023を開催し、全国から小学4年生から高校2年生の27名が参加してくれました!
本記事では、運営として参加したインターンHanaに、キャンプの様子や、参加者の学びについてレポートしてもらいます!

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Hana Mochizuki

山梨県甲府市で生まれ育つ。山梨県立甲府第一高校の探究科を卒業後、富山大学芸術文化学部で建築・デザインを専攻。幼少期から洋画が好きで、4歳の頃に観た”Pride & Prejudice (プライドと偏見)”をきっかけに英語の勉強を始める。イギリスを愛してやまない。
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みなさんこんにちは! この記事では、先日開催されたLingua Franca English Camp in Shiga 2023での様子をお届けします。
今回のキャンプのミッションは「世界中の学問について学び、発信する」こと。国内外で学ぶ大学生とさまざまな学問に出会い、進路の選択肢の幅を広げることが今回のキャンプのゴールです。キャンプの最後には、英語で「今興味あるもの」・「大学で勉強したいこと」・「社会に与えたいインパクト」の3つを発表しました!

ファシリテーターの嶋津さんに加え、今回のキャンプの参加メンターは、Sara(東京大学)、Rion(ロンドン大学)、Ruito(中央大学)、Hana(富山大学)の4人!それぞれ異なるバックグラウンドを持つからこそ、各自の専門をはじめ、世界中の学問や国内外の大学について紹介できる、多種多様なメンターが揃いました。

 

1日目: 全国各地から集う新たな仲間との出会い

滋賀県のシンボルマークである琵琶湖のほとりの会場に、27名の参加者が集まりました。三日間、時間を共にする仲間たちとの出会いに、緊張と期待の表情が見られました。中には、Lingua Hackers のクラスメイトとの初対面を喜ぶ姿も!

初日は、オープニング後のアイスブレイクで緊張をほぐしました。アイスブレイクでは、自己紹介・他己紹介をペアになって取り組みました。自己紹介では、どうしても年齢や出身地などの基本的な情報を伝えがちですが、ありきたりなものではなかなか相手の印象には残りません。相手に”私”を覚えてもらうためには、個性が必要です。そこで、「最近の出来事」や「ちょっと変わったエピソード」などを取り入れることで、あっという間に自分らしさ全開の自己紹介ができるようになりました。ペアワークの後は、自分のペアをみんなに紹介してあげる、他己紹介にチャレンジしました。自分以外のことを他の人に紹介することで、相手のことを聞き出す段階でお互いの共通点を見つけることができ、聞い内容を要約する力をつけることにも繋がります。

次は、Two Truths and One Lie(2つのホントと1つのウソ)です。これは、自分について三つのことを紹介する中に、一つだけ嘘の情報を入れます。周りの人は、その中のどれが嘘かを見破るゲームです。どれだけ絶妙な嘘をつくかが鍵になります!苦戦している様子も見られましたが、グループワークの中でたくさんの笑顔が見られるようになり、確実に仲間との距離が縮まっていくのを感じました。

メンターによるGlobal Talkのコーナーです。各メンターのバックグラウンドや専門分野について話を聞き、Q&Aを通して興味関心を深める時間です。初めて聞く学問に関するワードをメモしたり、嶋津さんによる語源解説で大盛り上がりでした。そして、教育について学ぶメンターRionによるCLIL授業。(※CLIL・・・テーマについての学びと英語学習を組み合わせた学習のこと。「内容言語統合学習」と呼ばれる)

教育とは何か、なぜ学校に行くのか、をテーマに英語でグループディスカッションをしたりクイズに答えたりしました。

 

2日目: 新しい学問についてたくさんインプット!

早朝、まだ少し眠そうな表情で朝食をとり、全員が会場に集まってイングリッシュキャンプ恒例のラジオ体操で体をほぐしてから、2日目が始まりました。2日目から、いよいよ最終プレゼンテーションに向けた準備が始まります!

1日目に引き続き、まずはメンターによるCLIL授業で新しい学問についてインプットします。

東京大学院を卒業したSaraの授業では、脳の仕組みや脳と私たちの関係性について英語で学びました。脳の部分によって異なる働きに、みんな興味津々でした。

さらに、嶋津さんからリベラルアーツについて学ぶ時間もありました。これからは、特定分野の専門的な知識だけではなく、より幅広い知識を身につけ、新しい考え方やアプローチ方法が理解できる力を養うことも重要になります。将来の選択肢の幅を広げるような話を、みんな目をキラキラさせながら聞いていました。

最終プレゼンテーションで発表するトピックは、「今興味あるもの」「大学で勉強したいこと」「社会に与えたいインパクト」の三つです。そのため、ブレインストーミングで日常生活から自分の興味を引き出すアクティビティを行いました。

まず、自分の日常のありとあらゆる行動を書き出します。そして、それらを”have to”(やらなくてはならないこと)と”want to”(やりたくてやっていること)の二つに分けます。そうすることで、自分がやりたいことを自然と見つけ出すことができました。自分の興味と学問を結びつける作業では、迷った時に一人で考え込まず、仲間やメンターと意見交換をしながら考えを深めあっていく姿がとても印象的でした。

せっかく琵琶湖に来たということで、外でのアクティビティとしてScavenger Huntを行いました!三つのお題(茶色いもの・Happyになるもの・奇妙なもの)に当てはまるものを見つけて、写真を撮ってくるというゲームです。天気はあいにくの雨でしたが、みんなで外に出て体を動かすことも、キャンプの楽しみの一つです。

次の日は最終プレゼンということもあり、この日は夕飯後もプレゼン準備を進めました。参加者は、三つ目のトピック「社会に与えたいインパクト」に悩んでいる様子でした。そんな時はメンターの出番です。「将来どんな人になりたい?」「学んだことを活かして何をしたい?」など、考えるための切り口をメンターからもらいながら、自分と向き合ってプレゼンを作っていました。

盛りだくさんの2日目でしたが、すっかり打ち解けた仲間やメンターと、消灯時間ギリギリまで会話を楽しんでいました。

 

3日目: ついにオールイングリッシュの最終発表!三日間の成果を発揮!

あっという間にキャンプ最終日。2日間の疲れを感じながらも、午後のプレゼンテーションに向けラストスパートです!メンターに向けてリハーサルをし修正をかけたり、プレゼンで使う資料に絵を描いたり、活き活きとした表情が見られました。

そして、昼食後は最終プレゼンテーションです!参加者一人一人が英語でプレゼンをします。直前まで、原稿を覚えたり、メンターにチェックを依頼したりと、最後の最後まで自分のプレゼンに磨きをかけていました。全員が、一回りも二回りも成長し、堂々と自分の言葉で将来について発表する姿はとても誇らしかったです。

プレゼン後には全員でキャンプの振り返りをし、初日の不安げな顔とは全く別人かのような清々しい顔をしていました!終了後、「また絶対に会おうね!」「それまでもっと英語頑張ろうね!」といった会話が飛び交っていました。ここでの出会いが、さらに自分を成長させる大きなきっかけになったのではないかと思います。

この三日間、夜遅くまで準備を進めたり、朝早くから質問にきてくれたりと、本当によく頑張っていました。そんなみんなの姿を思い浮かべながらの最終プレゼンテーションは、込み上げるものがあり、ついウルっとしてしまいました。このキャンプを通して、一人一人の成長を間近で感じられたことは、私にとってもかけがえのない経験です。

モチベーションが上がらない時やスランプに陥ってしまった時は、ぜひキャンプでの経験を振り返ってみてください。ここで出会った仲間から受けた刺激や情熱が、必ず飛躍への糧となるはずです!

参加してくれたみんなが、これからも思う存分学べるよう、私たちメンターは応援し続けます!

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