高校3年生でIELTS6.5、アメリカウースター大学と立命館アジア太平洋大学に合格!三崎 奏子さんインタビュー

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高校3年生でIELTS6.5、アメリカウースター大学と立命館アジア太平洋大学に合格!三崎 奏子さんインタビュー

リンガハッカーズ(以下リンガ)で学ぶ三崎 奏子さんがIELTS6.5を取得し、アメリカのThe College of Wooster(ウースター大学)と立命館アジア太平洋大学(APU)に合格!総合型選抜で受験したAPUでは、面接官にリンガについて聞かれたそうです!

大学受験から合格に至る道のりや、その背景にあるリンガでの学び、そして今後の目標について伺いました。

 

異なる文化やバックグラウンドを持った人たちが集まる場所で学びたい

―ウースター大学・立命館アジア太平洋大学(APU)の合格おめでとうございます!今日は大学入試のことから英語学習のことについてお聞きできればと思います。

ありがとうございます!私は元々アメリカの大学への進学を目指していて、高校1年生のころから準備を少しずつ進めていました。高校3年生の10月ごろに、グルー・バンクロフト基金の奨学金に合格し、そこからアメリカの大学進学準備が本格的に進んでいきました。また並行して、日本にあるAPUも受験することにしました。

結果、ありがたいことにアメリカのウースター大学(College of Wooster)、そしてAPUから合格通知をいただきました。当初はウースター大学に進学しようと思っていたのですが、円安などの影響もあって、経済的に最後まで通い続けられるのか不安があったこと、またAPUからは全額奨学金をいただけることになったので、APUに入学することに決めました。

 

―ウースター大学とAPUの受験を決めた理由は、どんなところにありましたか?

両方に共通する要素としてリベラルアーツ大学であることがあります。私は将来データアナリストになりたいと思っているのですが、AIに代替される分野とも言われています。一方で、発想力を使ってアイディアを出すことは、AIよりも人間のほうが優れている、という考え方もあるようです。そこで、発想力を鍛えるにはどうすればいいかを考えたときに、さまざまな分野を横断的に学ぶことがいいだろうと考え、リベラルアーツ大学を大学選びの軸として、進学先を探しました。

ウースター大学は、グルー・バンクロフト基金の方から「三崎さんにすごく合っている大学だと思うし、推薦もできるのでどうですか」とお勧めされたのがきっかけです。実際に調べてみて、特に興味を引いたのが卒業論文(Independent Studies)があることでした。アメリカの大学は卒論が必修でないことが多いのですが、ウースター大学では卒論が必修となっています。リベラルアーツ大学でありながら、自分の興味分野について研究したり、教授と1対1で話したりしながら自分の選んだテーマを深めていけるのが、とても魅力的だと思いました。

APUの受験を決めた背景は、私が海外大学を希望する理由でもあった、「自分と異なる文化やバックグラウンドを持った人たちが集まる場所で学びたい」という希望を叶えられる環境があったからです。留学生比率が高く、寮生活もできるAPUは、日本にありながら、私にぴったりの大学だと思っていたんです。

ちなみにAPUの受験は、総合型選抜の「活動実績アピール入試」方式を選んだのですが、書類にリンガのことを書いたところ、面接でリンガについて質問されました!

 

―なんと!活動実績にリンガを書いてくれたのは嬉しいです。面接ではどんなことを話したのですか?

提出書類には、「ディスカッションをベースに英語を学ぶオンラインプログラムで、ただ英語を学ぶだけでなく、毎週のディスカッションを通じて社会問題にも触れていく場でした」といったことを書いていました。面接官の方には、面白そうなプログラムだと思っていただけたようで、どんなことをしていたか、どんな大変なことがあったかなど質問されて、面接時間の半分くらいをリンガについて話していたように思います。(笑)

毎週のオンライン授業で1時間半、いろいろなトピックについてディスカッションしたり、難しい話題であってもそれを英語で話す場はとても刺激的で、私はリンガなしでは高校生活は語れない!と思っています。

 

全国から一つのZoomに集まる、オンラインならではの面白さ

―続いて、リンガを含めたKanakoさんの英語学習について聞いていきたいと思います。まずはリンガに入会するきっかけについて教えてください。

初めてリンガの授業に参加したのは、中学3年生の12月だったと思います。当時は対面授業をしていたころで、母親に「面白そうなプログラムがあるから行ってみなよ」と勧められたのがきっかけでした。

体験授業に行ってみたらすごく楽しかったので、入会を決めました。リンガの授業は、毎回参加するたびに知らない単語を覚えられるんです。しかもその単語は、テーマを学ぶ上で必要な単語や、自分が話したいけど話せなかった時に教えてもらう単語なので、覚えることに抵抗がなく、新しい単語を学ぶことがとても面白かったです。

 

―Kanakoさんは、対面授業から途中でオンライン授業に切り替わったタイミングに在籍していましたが、違いは感じましたか?

対面ならではの交流がなくなるので、例えば握手をするアクティビティのときに、ある子が「手汗やばいから拭かせて!」って言って笑いが起きる、みたいなやりとりがなくなって、少し寂しさを感じることはありました。

一方で、全国いろいろなところから一つのZoomに集まってくるオンラインならではの面白さは、私にとって圧倒的なメリットを感じる瞬間です。授業中に話す時は英語ですが、放課後タイムになった瞬間にそれぞれの生徒が方言で話しはじめて。それがバラエティ豊かで楽しいですね。

 

―入会が中学校3年生の12月なので、3年以上リンガを続けていますが、英語力はどのように変化しましたか?

中学校3年生の卒業前ごろに、英検2級に合格しました。リンガに入って2〜3ヶ月たった頃です。高校2年生の春から夏ごろに英検準1級を受けたのですが、その時は不合格でした。高校3年生の4月から、リンガのレベル3クラスに入ったのですが、その頃に再度英検準1級を受けたら合格して、秋にはIELTSでオーバーオール6.5を取ることができました。なので、レベル3に移動する前後くらいで英語力が伸びたのかな、と思っています。

分からなくても間違えても全く問題ない

―授業で印象に残っていることを教えてください。

ブレイクアウトルームで他の生徒と1対1で話している時が、一番「リンガしているな〜」と思います。話が盛り上がって時間ギリギリまで話がまとまらないこともあれば、設問が難しくて中々アイディアを思いつかず、設問を噛み砕きながらお互い手探りで意見を出していくこともあります。そういう、与えられたお題に対して解決策とか自分のアイディアを考えることが、リンガでしかできない経験で、毎回ドキドキするし、とても面白いです。


―授業をとても楽しく受けている印象ですが、入会した当初からずっと楽しかったですか?

中3や高1のときは、英語にもディスカッションにも慣れていなかったので、自分の意見がうまく出せなかったり、自分のできなさにストレスを感じたりしたこともあって、授業に入る前にちょっと憂鬱だなと感じていた時期もありました。

それでも続けられたのは、メンターの大学生の皆さんや講師役のコーチの方が、こう言うんだよ、と上手にサポートしてくれたり、発言しやすくて間違っても大丈夫な雰囲気があるので、それがありがたかったし、続けられた理由なのかなと思います。そこを乗り越えたら、もう授業が楽しくて、ワクワクした気持ちで5分前から待機するようになりました!


―もし目の前に、リンガの授業前に緊張している、昔の自分のような人がいたら、どんな声をかけてあげますか?

まず、間違えても全く問題ないよ!と言いますね。自分が知らない単語って、意外と周りの人も知らなかったりするんです。なので、間違えて使ったり分からなくて質問したりすることで周りの人の助けになることもよくあります。実際自分も、他の人が分からない単語を質問するのを聞いて勉強になることは多いです。そういう意味でも、分からない単語があっても、間違えても恥ずかしいと思う必要は全然ないよ、ということを伝えたいです。

 

いろいろなバックグラウンドを持つ人たちが集まる場所で活動したい

―大学、そして将来の目標を教えてください!

私が進学する学部は国際経営学部なのですが、そこでマーケティングなどの授業を取りたいと思っています。先ほどデータアナリストになりたいと言いましたが、そのきっかけは、コンビニのアルバイトで発注業務をしていた時に、天候や曜日、店舗の周りのイベントなどで商品の売れ行きが変わることが面白いと思ったからなんです。そこからマーケティングに興味を持つようになり、マーケティングに関する仕事について調べた結果、データアナリストの職業にたどり着きました。そのような背景があるので、大学でマーケティングの授業を受けるのがとても楽しみです。

それから、いろいろなバックグラウンドを持つ人たちが集まる場所で活動することは、大学だけでなく、将来もそうしていきたいと思っています。なので、英語力はもちろん、他にも自分のアイデンティティを表現する力や、相手の文化背景を理解するスキルを学びたいと思っています。

 

ありがとうございました。大学生活、頑張ってください!

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