【卒業生インタビュー】山梨の伝統校、山梨県立甲府第一高校から海外大学進学!

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【卒業生インタビュー】山梨の伝統校、山梨県立甲府第一高校から海外大学進学!

オンライン英語学習プログラム”リンガハッカーズ”の卒業生で、現在ポーランドのワルシャワ工科大学2年生の小島颯斗くんにインタビューしました。
地元・山梨県から、一度日本の大学に進学後、海外大学を目指すに至った彼の人生について伺いました。
海外大学進学にオンライン学習プログラム”リンガハッカーズ”はどのように関わっていたのか、必読です。

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目次
Q.タクトピアとの出会い・サンフランシスコ研修
Q.日本の大学に進学後、海外大学を目指した理由
Q.ポーランド・ワルシャワ工科大学での生活
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Q.タクトピアとの出会い・サンフランシスコ研修

-今日は宜しくお願いします!まずは簡単な自己紹介からお願いします。

山梨県出身の小島颯斗です。現在ポーランドのワルシャワ工科大学でメカトロニクス工学(機械工学、電気・電子工学、情報工学を組み合わせた分野)を専攻しています。去年の1月に海外大学進学を決意して、その後はあっという間にポーランドまで来た、という感じです。趣味はスケートボードで、今年で始めて9年目になります。今日は今いるこの環境にどうやってたどり着いたのか、そして山梨から世界に出てみて感じたことを共有できればと思います。

-では早速質問していきたいと思います。最初に、リンガハッカーズの運営企業であるタクトピアとどのように出会ったかを教えてください。

進学した山梨県立甲府第一高校では、入学直後に新入生向けのウェルカムキャンプが開催されるのですが、そこにゲスト講師として嶋津さん(オンライン英語学習プログラム”リンガハッカーズ”開発・監修者)が講演に来たのが最初の出会いです。当時嶋津さんのロンドン大学での話を聞いて、羨ましいな〜とは思いましたが、英語に対して情熱があったわけではなかったので、まさか今自分がこんなところで勉強しているとは想像もつかない状態でした。新学期が始まってからも、ただ単に課題をこなしたり模試を受けたりという感じで、何か特別なことをしようとは思っていませんでした。

-でも小島くんは、2019年のサンフランシスコ研修に参加してくれましたよね?

はい。高校2年生の時にタクトピアの社長である長井さんが学校に来て、サンフランシスコ研修の説明会を実施してくれました。もともとスケボーやアメコミ、映画などでアメリカに憧れがあって、プログラムも面白そうだったので申し込むことに決めました。憧れのアメリカに行けるということで、行く前からすごく興奮していたのを覚えています。

-サンフランシスコではどんなことを体験しましたか?

まずスタンフォード大学とUCバークレーの壮大さに圧倒されました。キャンパスを歩いていると、デリバリーロボットの実験をしている学生がいたり、学生同士で芝生の上で議論をしていたり、スタンフォード大学の工学部のカッコいい建物を目撃したりして、一気に憧れの念が生まれました。
学生にインタビューする課題もありました。自分が質問をすると、誰もがしっかり自分の意見を持っていたのが印象的でしたし、英語での質問に自然な日本語で返してくる学生がいて、多言語が当たり前の世界を感じたことも、自分の中では衝撃を受けました。

他にも、サンフランシスコの街中を歩き回って企業訪問したことを覚えています。DOLBYやSlack、Uberなどの最先端企業オフィスを見ることができました。ゲーム開発会社でゲームや新しいものの作り方を議論したり、ミネルバ大学のオフィスも見学させてもらったり、Amazon goで買い物してみたりと盛り沢山のプログラムでしたが、何もかもが新しい経験で衝撃でした。

-サンフランシスコ研修に参加してみて、英語に対する考え方の変化はありましたか?

現地での買い物やディスカッションを通して、実用的な英語に関して自分はまだまだだと実感しました。発音や、知らない単語に出会ったときの対応などで困ることがあって、ショックでした。そこで英語に対する学習意識が変わって、研修の途中から英語の勉強を本気で始めたんです。
受験生になり、第一志望校の国立大学を目指して受験勉強を頑張りましたが不合格で、学校生活や受験勉強で精神的に追い込まれていたこともあって浪人は難しいと思い、後期で受かった大学でやり直そうと東京に出ていきました。

 

Q.日本の大学に進学後、海外大学を目指した理由
-大学入学後に海外大学に行こうと思ったきっかけは何ですか?

大学に入ってから自発的に勉強をしていましたが、頑張りたい自分と周りの環境とのギャップがありました。環境のせいにはしたくありませんが、このままでは堕落してしまうと思いました。もともとほかの大学に編入学することも考えていたのですが、海外に出てみるのはどうなんだろうと思い、タクトピアのオフィスに相談しに行きました。実は高校生の時にも海外大学に行くことは考えましたが、知らないことが多すぎて、動き出すことができなかったんです。

話を聞くうちに、IELTSのスコアさえあればヨーロッパの学費が安い名門大学にいけることを知り、さらに高校時代には踏み出せなかったリンガハッカーズに自分でバイトしたお金で参加して、中高生に混じって英語で議論する機会を得ました。
自分の専攻に近い学部・学科を探していたらポーランドは学費が安くて環境も良いという記事を見つけ、自分のそれまで専攻していた学科に近いメカトロニクスや機械工学を中心に大学を探してワルシャワ工科大学を見つけました。元々在籍していた大学の3年次の研究室配属の前に編入をするほうがいいと思い、単位の移行や編入の方法を調べてすぐに編入学のために動き出しました。

大学での勉強を続けながらリンガハッカーズのIELTS対策を並行し、編入学準備の方は高校に行って高校卒業証明書を英語にしてもらったり、外務省から書類を取得したりと、とにかく書類を集めました。結構ギリギリで出願していたので、渡航が間に合うのか、編入が上手くいっているのかなど、色々と不安でしたね。家族や友達のサポートのおかげで渡航3日前にビザを何とか取得し、ワルシャワ工科大学に入学することができました。

 

 ポーランド・ワルシャワ工科大学での生活

-相談から実現までは早かったですね。ポーランドで生活してみてどうですか?

毎日が新しいことだらけで新鮮で、雰囲気も自分に合っていたので本当にここに来て良かったと思っています。初日にポーランドを感じようと町中を歩き回ったんですが、建物の外観やすれ違う人々の人種が日本でのそれと全く違ったり、犬のリードをしている人がほとんどいなかったり、英語で話しかけてもポーランド語でしか返事をしてもらえなかったりと、一気に自分は日本から抜け出したことを実感しました。
最初の1週間はホームシックでしたが、その後は学部の友達と仲良くなって、映画を見に行ったりと楽しく過ごしています。クラスメートは半分ポーランド人、あとはサウジアラビア、ザンビア、タイ、トルコ、インドなどからの留学生がいて、グローバルな環境の中で生きている感じがしています。年末年始は学部の友達に誘われてプラハに旅行に行きました。

-将来の夢は?

将来の目標はロボットや機械、テクノロジーを通して日本だけに限らず、多くの人を感動させたり、楽しませたりすることができるようなモノを作れるエンジニアになることです。

-最後に、後輩へのメッセージをお願いします!

理系なら絶対に海外に行ったほうがいいと思います!英語ができれば日本語以外の学術書や参考書で学べて、情報収集できる範囲が一気に広がります。また、本気で研究したいなら学部でも修士でも英語の論文を読んだり、英語で学会発表をしたりする必要があるので、英語圏で専門を学ぶ経験があると飛躍できると思っています。理系と英語の2つの軸を強化できれば、人生の強みになります。高校時代の僕に会ったらそんなふうにアドバイスすると思います。

-颯斗さん、ありがとうございました!

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