人前で緊張しないコツは「女優のつもりで演じる」こと ~リンガハッカーズスピーチコンテスト2022年度 レベル2部門優勝者インタビュー~

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人前で緊張しないコツは「女優のつもりで演じる」こと ~リンガハッカーズスピーチコンテスト2022年度 レベル2部門優勝者インタビュー~

オンライン英語学習プログラム”リンガハッカーズ”は、1月にスピーチコンテスト“Lingua Speech Award”を開催し、全国のリンガハッカーズ生と一般エントリーの中高生がそれぞれのスピーチを発表しました。今回のスピーチテーマは「あなたの人生で大切な人について紹介してください!」

多くの参加者の中から素晴らしいスピーチを披露して、見事レベル2部門で優勝したのが、高校2年生(当時)のEikaさん。
そんなEikaさんの優勝の裏には、どんな工夫や日々の勉強があったのでしょうか。インタビューしてみました!

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目次

【今回のスピーチについて】
Q なぜこの人を選んだの?
Q 工夫したこと、苦労したことは?

【普段の英語学習について】
Q どうやって英語を勉強している?
Q 英語を学び始めたきっかけは?

【Eikaさんについて】
Q 将来の目標は?

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優勝スピーチはこちら!

 

―”Lingua Speech Award” レベル2部門での優勝おめでとうございます!今の気持ちを教えてください。

Eikaさん:私のことを優勝者として選んでいただき、感謝しています。自らの頑張りを第三者から評価してもらえて、とても嬉しいです。

また、コンテストで優勝したことで自分に自信がつきました。人前で話すことへの恐怖感が薄れ、緊張しなくなり、原稿なしのアドリブでもスピーチをすることができるようになりました。それどころか、人前で発表することが楽しみに感じるようになり、優勝後の大きな変化に自分でも驚いています。

 

―Eikaさんは一般エントリーで参加されましたが、どのような経緯で参加を決断したのですか?

Eikaさん:今までの高校生活を振り返った際に、自分が一生懸命何かに取り組んだ経験を思いつくことができなかったんです。大学受験は、推薦入試を目指しているのですが、自分をアピールできるような経歴がないことに焦りを感じていました。他の学生たちと競い合う形式のコンテストならば、自分も頑張って取り組めるかなと考えていた時に、友人が勧めてくれたのが、この “Lingua Speech Award” でした。スピーチとスピーチコンテスト共に初挑戦でしたが、「英語は好きだし、やってみようかな」と思い、参加を決めました。

 

なぜこの人を選んだの?

―初挑戦だったにも関わらず、とてもレベルの高いスピーチでしたね!今回Eikaさんは、スピーチテーマである「人生で大切な人」に自分自身を選びましたね。自分自身を選んだ理由はなんだったのでしょうか?

Eikaさん:私は長女で兄弟の世話をしたり、人に尽くしたりすることが好きなんです。人のために何かをしてあげる、ということをずっと続けてきたんですが、見返りを得られないことにストレスを感じるようになりました。中学2年生の時にストレスが限界を超えて、学校のトイレに逃げ込んだことがあったんです。担任の先生から連絡を受けた母が、私にこんな言葉をかけてくれました。

「自分自身を粗末にしてはいけないよ」

当時は母の言葉の意味が全く理解できませんでした。

それから2年後の高校1年生の時に、他人に尽くしてしまう自分の性格のことを友人に相談すると、「頑張りすぎだよ」と言われました。この時に母の言葉を思い出し、深く胸に刺さりました。自分自身を大切にしないと、周りの人に優しく接することができないと感じました。このような経験をもとに、自分自身を大切な人として選びました。

 

工夫したこと、苦労したことは?

―スピーチではどのようなことを工夫しましたか?

Eikaさん:私の学校に発表が上手な友人がいて、その友人の立ち振る舞いを思い出しながらスピーチをしました。堂々としていることが聴衆を惹きつけるポイントだと考えて、自分のことを女優だと思い込んで演じました。「みんな、私を見て!」という心持ちでパフォーマンスをしました。また、自分の思いを伝えたいという一心で、本番では自然とジェスチャーをしていました。

 

―スピーチで苦労したことはありましたか?

Eikaさん:1分間という短い時間内に自分の伝えたいメッセージをまとめることに苦労しました。スピーチの原稿作成は、言いたいことを箇条書きにすることから始めました。それを組み立てていくのですが、最初に作った原稿は文量が多すぎて、読み上げるのに3分半もかかりました(笑)

そこで、学校の先生に添削をお願いして、無駄な部分を削っていきました。そんな中でも、スピーチの冒頭のアトラクションフック(聴衆の注意を惹きつけるフレーズや問いかけ)だけは残したいという強いこだわりがありました。このように、自分のメッセージを制限時間内に伝えるために、言葉の取捨選択にとても気を使いました。

 

どうやって英語を勉強している?

―Eikaさんは普段はどのように英語を勉強していますか?

Eikaさん:音声・字幕を英語にして洋画を見たり、洋楽を聞いたりして、日常的に生きた英語に触れるようにしています。わからない単語があったら、意味を調べたり、ストーリーの流れから意味を連想するなどして楽しく英語をインプットしています。また、学校の先生と会話をしたり、授業でディスカッションをする際に英語を使います。私の学校はIELTSに関する宿題が多いのですが、翻訳機を使わずに自分の知っている英単語で文章を組み立てるようにしています。

 

英語を学び始めたきっかけは?

―英語を楽しんで学んでいるという印象を受けますが、Eikaさんが英語を勉強し始めたきっかけは何だったのでしょうか?

Eikaさん:幼い頃から欧米の世界観がとても好きで、洋画を見始めました。でも、言語も違うし、自分の知識もないので内容が全く分かりませんでした。それがとても悔しかったんです。小学校4年生から学校で英語の授業が始まり、それを機に、映画の内容が理解できるようになるために英語を本格的に勉強したいと思うようになりました。

 

Eikaさんの今後

―最後に、Eikaさんの将来の夢を教えてください。

Eikaさん:ズバリ、CAです。私の祖父母は中国に住んでいるのですが、私が6歳の時に、妹と2人きりで中国に行く機会がありました。私自身も不安に感じていましたが、妹を無事に連れていかなければならないという大きなプレッシャーもありました。その時のCAさんが飛行機内でずっと付き添っていてくれたことがとても心強く、嬉しかったんです。そのCAさんは中国人の方で、中国語は分かりませんでしたが、優しくしてくれていることは感じ取れました。私もあの時のCAさんのように、困っているお客さんを助けられるようになりたいなと考えています。夢を叶えるために、今後も英語学習を続けていきたいと思います。

Eikaさんありがとうございました!

 


新しいことや難しいことに挑戦することを苦手だと思っている方は多いのではないでしょうか?
今までは人前が苦手で緊張していたEikaさんですが、スピーチコンテストに参加することで、緊張しないどころか人前での発表を楽しむことができるようになったと話してくれました。

リンガハッカーズでは、英語での議論中心の授業の中で、3ヶ月に1回英語でのスピーチ発表を行っています。リンガハッカーズで英語での表現力を磨きませんか?無料体験は下記フォームよりお申込みいただけますので、お気軽にご参加ください。

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