タクトピアの英語教育エキスパート・嶋津幸樹はこれまで数多くの英語プログラムを全国各地で開催し、生徒たちに刺激を与えてきました。嶋津のプログラムに参加したことにより、英語力が飛躍的に伸び、海外進学への道を決めた生徒たちは数知れず。そんな生徒たちが語る、嶋津のプログラムの魅力をぜひご覧ください!
※現在のオンライン型英語学習プログラム リンガハッカーズを受講している生徒へのインタビューは👉コチラ!
ワシントン大学合格おめでとうございます!まずは簡単な自己紹介と英語を始めたきっかけを教えて下さい。
僕が小学校4年生の時に、親のゴールデンエイジの間に英語中心の環境で勉強させたいという意向で、都内のインターナショナルスクールに通うことになりました。アルファベットも分からぬまま、イングリッシュオンリーのインターナショナルスクールに飛び込み、周りで自分だけ英語ができないという、置いていかれた感と悔しくてなんとかしたいという反骨精神でとにかく英語を詰め込んで何とか英語力ゼロの状態から1年で英語検定2級に合格しました。そこから学問としての英語に興味を持ち始め、a.schoolの探究英語クラスに通い始めたのがタクトピアとの出会いです。
そこで授業を受けた感触はどんな感じでしたか?
初めて体験に行ったときa.school生の積極性と自分の意見を表現しようとする意欲に圧倒されました。また頻繁に海外大学生や大学教授などのゲストスピーカーに感化され、ここで僕も海外進学の準備をしようと決意しました。そしてメンターで当時慶應義塾大学生だった高橋あやかさんTOEFL対策で大変お世話になりました。1年間ほど、親身になってたくさんの事を教えてくださったのですが、中でも「いかにネイティブレベルになるか」という事を教わったことが印象的です。
その後もリンガフランカイングリッシュキャンプに参加し、さらにレベル高い仲間たちに刺激を受けました。キャンプでは、班分けの際に最年長だったのでリーダーポジションを任されました。各々の役割分担に沿って、プレゼンの準備を進めました。a.schoolでプレゼンは鍛えられていたのでその経験を生かし、いかに多くの情報量を最小限且観客に伝わりやすいスライドを作る事をキャンプでは心がけました。 また、初対面の子が多かったので、団結力・協調性が問われるようなキャンプであったと思います。普段経験することのない体験だったのでとても刺激的でした。
人生のターニングポイントは?
中3の時に経験したボストン研修で気づいたのが、自分は日本で生まれ育ち日本の教育を受ける上でバイアス※1を形成しているんだなということです。その点で思ったのは、無意識に形成されたバイアスを通して世界を知覚している思考の意識化を図り、多角的な視点から物事を俯瞰しないといけないということです。3次元の世界(リアルの世界)にいるのに、2次元的考え(机上の空論)をしても、何の結果も得ることができないと考えています。だからこそ、多文化のコミュニティに身を置くことで自分の殻(バイアス)を破ることができると考え、海外大学を視野に入れ始めました。
※1 偏り、あるものの見方が一定の方向に偏っているなど
そして本格的にアメリカ大学に進学を決めたのは、嶋津先生に出会った後です。僕はボストン研修以降の1年半を、進学先の国を絞る期間に充てました。多文化や多様性を重視していたので、世界6か国を検討していました。嶋津先生が連れてくるゲストとの刺激的出会いがあり最終的にアメリカで学び事を決めました。
今後の目標を聞かせてください。
いくつか目標があるのですが、そのうちの1つは「語学習得ではなく、1次情報※2の取得を目標とした留学生」を増やすことです。実は、この分野は僕が専攻する分野とは異りますが、個人的に変えたいと考えています。以前、日本の大学に進学する子に留学のことを聞いた時に、語学留学をするという話をする子がたくさんいました。しかし、僕は英語を学ぶためだけに留学するのはもったいないなと思います。それは、インターネットが普及している現代において、現地訪問せずともバーチャル空間で同等のことを経験できるからです。だからこそ、留学は自分自身の研究分野の1次情報を得る機会にして欲しいです。言語を知っている数ほど情報数は増えます。将来はそういう風な思考回路を持つ人を増やしていきたいです。
※2 本人が実際に体験して手に入れた情報・考察、本人が行った調査や実験の結果など
ありがとうございました。ワシントン大学でも活躍を期待しています。