英語検定準1級合格!市村菜希咲さんインタビュー
タクトピアの英語教育エキスパート・嶋津幸樹はこれまで数多くの英語プログラムを全国各地で開催し、生徒たちに刺激を与えてきました。嶋津のプログラムに参加したことにより、英語力が飛躍的に伸びた生徒たちは数知れず。そんな生徒たちが語る、嶋津のプログラムの魅力をぜひご覧ください!
※現在のオンライン型英語学習プログラム リンガハッカーズを受講している生徒へのインタビューは👉コチラ!
LinguaHackers Yamanashi受講者で山梨学院高校特進科に在籍している市村菜希咲さんにインタビューしました。
英語検定準1級合格おめでとうございます!それでは早速、英語学習歴について聞いていきたいと思います。英語を始めたきっかけからリンガハッカーズとの出会いまで教えてください。
ありがとうございます。自宅に英語の先生に来てもらう形式で英語には小学校のときから触れ始めていて、中学入学時には英語検定4級に合格していました。小学校での楽しく英語を学んだ想い出があるので今でも5教科で一番好きですが、中学3年次の研修でオーストラリアに行き、ホームステイ先で全く英語が出てこなくて意気消沈しました。高校に入って英語検定準2級には合格しましたが、英語を話す機会が少なく、自分の英語力が低下しているのを実感しました。そんなとき親が学校で開催された嶋津さんの講演会に参加して勧めてもらったのがきっかけでリンガハッカーズのことを知りました。友達が何人か通っているのは知っていましたが、内容などは詳しく知らずとりあえず体験授業に参加してみました。
リンガハッカーズの体験授業はどんな感じでしたか?
めっちゃ緊張しました。机の配置から授業、参加者の年齢層、学校とは全く違うアプローチで最初は話すことも躊躇しましたね。知らない学校の違う学年の人と議論したり、わからないことがあったらみんな携帯で調べてメモをとったりしているし、何か別世界に来てしまった感じでした。授業中は自分の意見を常に発信していかなければならない環境で、最初の数カ月は緊張していました。テレビの取材が来たときも、まだ緊張している中、人前に立って発表しているところを偶然撮られてしまいました笑 リンガハッカーズの想い出の中では昨年末に取り組んだアントレプレナーシップ(課題解決)の特別プログラムが今まで経験したことのない貴重な経験として残っています。
アントレプレナーシップ(課題解決)の特別プログラム研修ではどのような課題に取り組みましたか?
プログラムの最初ではLove & HateでHateを課題にして「理系文系の存在意義」について解決法を考えました。学校で文系であることを蔑まれたことがあり、その憤りから理系と文系で分ける必要性に疑問を持ちました。幼少期から将来のビジョンを考え、明確な学習ロードマップに沿って学びを進めることで理系文系の隔たりを失くすKidzania(キッザニア)の中高生バージョン、Teezania(ティッザニア)を提案しました。でも実は私は昔から神社がLoveで、将来は神道に携わる仕事をしたいと思っています。
神社?山梨出身だから武田神社とかが好きってことですか?
神社が大好きで神社検定も合格しています。山梨といったら武田神社ではないんです(笑)山梨には武田神社だけでなく、歴史がある神社がたくさんあります。武田神社自体は甲府開府からの500年の歴史があり武田信玄という「人」を祀っているので、高尚な場所ということは分かっていますが、私が個人的に惹かれるのはより長い歴史があり、国津神と天津神が祀られている神社で、そのような場所ではスピリチュアルな雰囲気に惹きつけられます。小さい神社でも深く根付いた神話があり、日本の文化に残っているのになかなか多くの人に気づいてもらえない点が多く、そこがもどかしく感じそうした歴史や文化を伝えていきたいと思っています。
具体的にどのようなところが日本の文化に残っているのですか?
日本は無宗教とかって言われるけど、実はそんなことはなくてあらゆる文化に神話ベースの歴史が根付いています。例えば節分の豆撒きは日本神話から来ていて、元々四季に合わせて年に4回行っていましたが、現在は冬から春にかけての暗い季節から新しい芽吹きの季節への節分だけが残っています。桃を投げて穢(けが)れを落とす行為が、豆に変化して中国の伝統と融合され今の節分に繋がっています。あと日本人は温泉が好きですよね?お風呂に入るという行為は、川の中に入って禊(みそぎ)を行い、罪や穢れやを落とすためにやっていた習慣であり、日本の大切な文化の一部になっています。禊は海や川の海水で行っていたもので、海水の塩を投げることでも禊の行為となることから節分とも関連しているのです。なぜ日本人が温泉を好きであるのか、なぜ節分が継承されてきたかには根拠と歴史があり、日本の日常には宗教が溶け込んでいるのです。将来は日本の神話を元に日本の文化を世界に発信していきたいと考えています。
将来の夢を実現させるためにどのようなことに取り組んでいくつもりですか?
中3のときに古事記に没頭し、近所の住吉神社の御祭神を調べてみたら、自分の知っているものが1300年もの歴史がある書物に載っていて日本の歴史って凄いな〜と感動しました。それから神社の前とか通るたびに古事記で調べるようになりました。私が通っている山梨学院高校の近くにある酒折宮は山梨県で唯一古事記に載っていて、古事記自体は712年に出来たので1300年以上の歴史があります。倭健命(ヤマトタケルノミコト)が訪れて燧石の入れ物を祀っていることでも知られています。これからも古事記に出会ったその時の感動を忘れずに、自分の興味関心を追求していきたいです。そして活躍の舞台は日本だけではないと思っています。世界中に日本神話を広めるために、今は語学と教養を身に付けていきたいと思います。