コンテスト参加経験を活かしてスピーチをブラッシュアップ!　～リンガハッカーズスピーチコンテスト2023年度 レベル1部門優勝者インタビュー～

オンライン英語学習プログラム”リンガハッカーズ”は、スピーチコンテスト“Lingua Speech Award”を毎年開催しています。今年は全国のリンガハッカーズ生と一般エントリーの中高生、340名超の応募をいただきました! 

多くの参加者の中から素晴らしいスピーチを披露して、見事レベル1部門で優勝したのが、岐阜県にある揖斐川町立揖斐川中学校2年生(当時)のRikoさん。スピーチをどのように作り上げたのか、表現の工夫などについてお聞きしました!

優勝スピーチはこちら!

スピーチコンテスト優勝おめでとうございます! 感想を教えてください。

決勝に進出した時もびっくりしたのですが、自分が選ばれるとは思っていなくて、とてもうれしいです。発音の指導などをしてくれた学校の先生をはじめ、支えてくださった周りの方に感謝したいです。

スピーチコンテストに参加しようと思ったきっかけや理由について教えてください。

このコンテストを教えてくれたのは学校の先生で、参加してみないかと声を掛けてもらいました。英語のスピーチコンテスト自体は初めてではなくて、中学1年生の昨年、そして今年、高円宮杯全日本中学校英語弁論大会に出場していました。その時は地区の大会までしか進めなかったのですが、発音や表現の仕方も昨年と比べて成長しているので、リベンジするような気持ちで応募することに決めました。

今回のスピーチのテーマは「幸せ」でした。話す内容をどのようにして考えましたか?

私はピアノを弾くことが好きなので、ピアノを弾いているときがすごく幸せなんです。そして、そのピアノがより好きだと思えるようになったきっかけが、祖母でした。スピーチでもお話ししたように、私の祖母は1年半前に亡くなりました。その時はとても悲しくて、ピアノを弾くような気持ちにもなれませんでした。でも、祖母は私が弾くピアノが好きでした。だから、これからもっと頑張って天国にいる祖母に私のピアノを聞かせてあげたい。祖母だけでなく周りの聞いてくれる人をピアノで楽しませたいと思うようになりました。それで、このエピソードをスピーチで話すことにしました。

そこからスピーチの完成まで、どのように進めていきましたか?

単語のつながりを発音する部分が難しかったです。英語の翻訳アプリの読み上げ機能を何度も聞いたり、それをカタカナで書き表して読む練習をしたりしました。学校の先生にも聞いてもらい、イントネーションについてアドバイスをもらうこともありました。

表現の方法も工夫しました。スピーチ内のセリフは、話す人によって身体の角度を変えて話すようにしたり、悲しい場面は悲しい表情、うれしい場面は笑顔にするようにしたり、一つ一つの表現にもこだわりました。特に、スピーチ内の祖母のセリフを祖母になりきって話すのが難しかったですが、自分のセリフと声の高さを変えるなどして、聞く人が区別しやすくなるように工夫しました。

他のスピーチコンテストに出場した経験が生かされたことはありましたか?

原稿を作って覚えるところまでをできるだけ早めに終わらせられるように意識しました。まず日本語の原稿を作り、それを元に英語の原稿を作りました。エピソードを入れながら1分間にまとめるのはとても難しかったですが、一番伝えたいことは何か?ということを考えながら、優先順位を決めて削っていきました。

英語の原稿ができたら、それを繰り返し読んだり、翻訳アプリに文を打ち込んで、読み上げ音声を何度も聴いたりしながら、できるだけ早く覚えられるようにしました。そして残りの期間で表現の仕方をより良くするために使えるようにしました。

最後に、将来の夢や目標があれば教えてください!

私は音楽でいろいろな人を幸せにしたいと思っています。音楽の先生になって、音楽を作る人、演奏する人などのさまざまな人の思いや、音楽の素晴らしさを伝えられるようになりたいです。

あとは、最近初めて海外に行きました。行き先はアメリカで、学校を訪問したりホームステイをする海外派遣プログラムの参加者として行ってきました。学校訪問した先の生徒は、積極的に話しかけてくれて、みんな明るいし楽しそうでしたし、ホームステイの人たちにもとても良くしてもらえて、とても良い経験になりました。留学にも興味が出てきましたし、今後またアメリカに行きたいと思っています!

ありがとうございました!