世界観をガツンと揺さぶる英語の授業!大人気講師Sandyさんに聞く、リンガハッカーズの授業のこだわり

コラム
世界観をガツンと揺さぶる英語の授業!大人気講師Sandyさんに聞く、リンガハッカーズの授業のこだわり

みなさんこんにちは。今回は、リンガハッカーズ(以下リンガ)の大人気講師Sandyさんにインタビューし、授業へのこだわりや、英語教育に対する想いについてお聞きしました!
また、今年の3月にリンガコーチを卒業し次の挑戦をされるSandyさん。リンガコーチの経験から得られたものや、次の挑戦についても教えていただきました!


◆リンガハッカーズとは?
世界の教養に触れ、海外でも対等に議論を交わせる英語力・思考力が身につくオンライン英語学習プログラムです。

◆リンガコーチとは?
スピークング授業を担当するバイリンガル講師です。英語のスキル向上、思考力を養う授業スタイルで、生徒を優しく導きます。


「日本語でも考えたことなかった!」生徒の思考力が上がるSandyさんの授業

―リンガコーチとしてどんな授業を目指していましたか?
「生徒の世界観を揺らしてあげる」ことを意識して授業をしていました。生徒の脳内にある世界観をまず言語化してもらい、次にその世界観に対して、「本当にそうなの?」と問いかけたり、反例を出したりします。そして授業が終わる頃には生徒の世界観が再構築される、そんな授業を目指していました。

―難しそう!(笑)具体的にはどのように授業を進めていたのでしょうか?
例えば昆虫をトピックにした授業では、「昆虫って好き?嫌い?」という簡単な問いかけからスタートし、まずはその答えを英語で答えてもらいます。大体の生徒の答えは「嫌い」です。(笑)
次に昆虫食について生徒に紹介します。「昆虫食ってあるよね。食べてみたい?」と質問して、「食べたくない」とか「ちょっと挑戦してみたい」など自由に回答してもらいます。
その後、昆虫食を説明する英語の動画を見せます。動画には、昆虫が昔から食べられていることや、高級品としても扱われること、栄養価が高いスーパーフードで環境にも優しいこと、といった説明が含まれています。
こうした動画を活用して語彙や内容のインプットを行い、授業の最後に「今は昆虫食についてどう思う?それはなぜ?」と生徒に再度問いかけます。すると生徒は、今日学んだ英単語や知識を使って考えを表現するようになります。「最初は嫌いだったけど、ちょっと食べてみたいと思った」と価値観が揺さぶられた生徒がいたり、食糧難の側面から昆虫食について意見を述べるようになった生徒もいました。

―1回の授業の中で、トピック(ここでは昆虫)に対する考え方が180度変わったり、色々な観点から考えるようになるんですね!とても頭を使いそうです。
そうなんです!授業の最後にはいつも振り返りを行っているのですが、生徒から「今日のトピックは日本語でも考えたことなかった!」という発言が出たりします。

ちょっと話が逸れますが、世の中のスピーキングの授業や英会話って、英語で会話をすることに偏っていて、トピックも「自分の好きな○○について」などの当たり障りのないものが多いんです。けれども、リンガの生徒にはもっと内容のある、思考力が鍛えられる会話をして欲しいと思っています。もちろん最初から思考力の高い会話は難しいので、まずは土台となる知識をインプットして、それを元に思考して、英語でアウトプットしてもらう。そうすることで、授業の最初に「昆虫嫌い。気持ち悪いから。」なんて言っていた生徒が、授業の終わりには、「食糧難の観点から昆虫食には利点があると思う。」って英語で言うようになるんです!

―世界観を揺さぶって、再構築させるという授業を目指す背景には、Sandyさん自身にもそういった経験があったのでしょうか。
とても印象に残っている出来事があって、それは大学1年生の時に受けていた美術史の授業でした。その時のテーマはオリエンタリズムについてで、”The Snake Charmer”という蛇使いの絵画を見ながら、「オリエント(=東洋)は、実在する東洋ではなく、西洋人の創り上げたイメージとしての東洋である」という解説を聞いて、ガツン!と来たんです。当時アメリカに住んでいて、アジア人としての自分に対してステレオタイプ的なイメージを持たれることがあって「これって繋がっている!今も同じなんだ!」って思いました。
そういう、持っていた世界観がガツンと揺さぶられるような経験を、リンガの生徒にもしてほしいと思っているんです。

The Snake Charmer

「英語で」幅広く学ぶ、理想の英語教育環境を求めて

―リンガでは毎回素晴らしい授業を生徒に届けてくれていましたが、Sandyさんの英語講師のキャリアとしては、リンガコーチの仕事はどうでしたか?
リンガはCLIL(※)を使って授業を行っていたので、大学院でCLILを学んでいた私にとっては、CLILを実践できる場であることは大きく、理想的とも言える環境でした。
初めてリンガの授業を見た時も、CLILだけでなく、第一言語(母国語)を第二言語学習に効果的に使う考え方とか、生徒同士の英語での活発なやりとりを見て、素晴らしい!と思って、リンガにジョインすることに決めたんです。

  • ※CLIL…内容言語統合学習のこと。現在主流となっている文法中心の英語学習と違い、英語をツールとして使いながら様々なテーマについての学習を行うことで、実践的な英語の習得や、英語での思考する力を習得しやすいなどのメリットがある。

―嬉しいことを言ってくれますね!そもそもSandyさんがCLILにたどり着いたのは、どのような経緯があったんですか?
元々大学での専攻は美術史でした。Ph.D.(博士課程)まで修了して、その後シカゴの美術館で2年間働いていました。その頃アメリカに住んで10年くらいだったのですが、ライフスタイルなどを考えると、今後ずっと住み続けるならアメリカではないな、日本に住みたいなと思って、その時の自分の強みを考えた結果、英語の先生になることにしたんです。
それで、英語学習法について色々と調べていたときに、CLILに出会ったんです。上智大学にCLILを専門としている先生がいたので、専門性を高めるためにそこで学ぶことにしました。

―CLILの考え方はSandyさんと合っていたんですね。
私は専門性を極めることよりも、汎用的な能力を向上させる方が好みなんです。だから、ほどよい深さで幅広く学びたいと思っています。CLILは、様々な科目を英語で学ぶことなので、自分の強みである英語も活かせるし、自分も幅広く学んでいけるところが良かったです。
また、どの分野でも深く学んでいくと、専門的な能力だけでなく、汎用的な能力も身につくと思うんです。例えば美術史でも、美術作品だけにとどまらない、例えばポスターとか広告といった、あらゆる視覚的な情報を深く認識する能力が身に付きました。一つの分野を深めていくと他の分野との繋がりが見えてくる、という体験を、自分自身が美術史に限らない様々な分野で体験してみたいし、リンガの生徒にも体験してもらいたいと思っています。

―リンガ卒業後はどうするのかを教えてください
英語の研究を進めていくために、上智大学で、常勤の嘱託講師をやります。大学に所属する講師として、英語を教えながら英語教育の研究をしていきます。
リンガでの経験から、授業のアイディアはもちろん、やってみたい研究のアイディアもたくさんもらいました。今の時点では、学習者の英語での抽象的な思考を促すために、どういう足場づくりをしていったら良いのか、というところを研究していきたいと思っています。

リンガの生徒、未来のリンガコーチへのメッセージ

ー最後に、リンガの生徒に向けてメッセージをお願いします
英語を通して自分の世界を広げてほしいです。そのための近道は、英語に触れながら内容を学習する、つまりCLILです!色々な分野の内容に触れて、これは好きだな、とかそれほどでもないな、という自己理解を深めていくことと、英語力を身に着けてアクセスできる情報や出会える人を広げていってもらいたいと思います。

―リンガコーチを考えている方や、未来のリンガコーチにもメッセージをお願いします
言語だけでなく、内容も教えたい人にとって、リンガは最適だと思います。文法や単語を教えるだけでなく、それを使って生徒の思考力を鍛えたい、と思える人には、リンガは向いていると思います。
リンガコーチはTeacherでなく、Facilitatorなんです。一方的に教えるのではなく、生徒と一緒にある事柄について考えたり、生徒が考えるための足場づくりをしてあげたり、そういう生徒との関わり方をしたい人は、是非リンガコーチになってもらいたいですね!
あとは、同僚との関係においてもリンガは理想的でした。日本の英語教育を良くしていこうという連帯感があって、人間臭い職場です!(笑)

―ありがとうございました!今後のご活躍をお祈りしています!

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