留学費用の調べ方・考え方 基本の3STEP

コラム
留学費用の調べ方・考え方 基本の3STEP

海外留学や海外進学を考える上で気になるのが、お金の話。
「留学 費用」などで検索すると溢れんばかりに情報が出てきますが、一つ一つサイトを見ていくうちにあっという間に時間が経ってしまって、その上欲しい情報を得られないこともよくあります。

そこで今回は、海外進学や留学にかかる費用を検討する上での基本的な考え方についておさらいしましょう。

 

STEP1 基本条件を確認する

いきなり検索ボックスに「留学費用 比較」などと入れて調べ始めるのは、悪手といってよいでしょう。平均や相場といった情報は見られますが、金額の範囲は広くなりがちですし、結局「留学の種類や学校による」という結論になります。

なぜかと言えば、一口に留学と言っても、海外の大学への進学、大学の協定校への交換留学、語学学校への語学留学、大学が開催する短期プログラムなど、多種多様な種類があること、そしてそれによって費用項目や金額感が異なってくるためです。

検索する前に最低でも、目的は学業なのか語学習得なのか、どれくらいの期間を目安としているのか、といった条件を考えることをおすすめします。その条件に合わせた検索を行うことで、無関係な情報に割く時間を減らすことができます。

 

STEP2 留学にかかる費用を調べる

STEP1で基本的な条件を確認したら、費用について調べていきましょう。ここでも、費用をいきなり調べるよりも、留学の種類によってどんな費用項目があるかを調べていく方が具体的で役に立つ情報が得られるでしょう。

例を挙げると、数週間程度の短期プログラムであれば、生活にかかる費用がプログラム費用に含まれていたり、ホームステイでの滞在だったりすることも多いです。一方で海外進学であれば、部屋を借りる場合もあるでしょうし、通信費といった日本での暮らしと同じような費用項目となることが考えられます。
漠然と金額を求めるのではなく、留学に行ったらどんな生活になるのか、具体的にはどんな費用が発生するかを考えるために検索を活用すると良いでしょう。

費用項目を大きく分類すると、下記に分けられます。この分け方は絶対的なものではありませんので、参考としてご覧ください。

・初期費用
渡航に必要な航空券や保険、細かいところではVISA取得などがあります。
留学先によって項目が大きく変わることはないので、留学準備前に国ごとの金額感を確認しておくぐらいになるかと思います。
エージェントを利用する場合は、その費用を考慮に入れる必要があります。

・生活にかかる費用
文字通り、現地で生活するために必要な費用です。
食費、住居費、水道光熱費、通信費など、日本だろうと海外だろうと項目としては変わりません。
主には国によって水準が変わってくることと、ホームステイなら住居費や水道光熱費においてメリットがあったり、食堂のある寮で食費を抑えられるなど、留学の種類や個別のプログラムによって差が出るところがポイントになります。

・学校に払う費用
留学先の学校に支払う学費です。初期費用とも言えますが、学校によって差が出るところなので、比較を容易にするために切り分けています。

 

STEP3 奨学金の情報を調べる

海外大学への留学であれば、奨学金についても必ず調べましょう。奨学金は、受け入れ先の大学が行っているものもありますし、国内でも様々な団体の奨学金制度があります。

留学による費用負担は、奨学金によって全く変わってくるので、留学にかかる費用に絶望して諦める前に、是非調べてもらえればと思います。

国内に関しては、日本学生支援機構(JASSO)が運営しているサイトに詳しく載っています。JASSOが行っている奨学金以外にも、国内の奨学金制度の検索もできるので、一度見てみると良いでしょう。

 

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