繰り返しの練習の成果が実った優勝~リンガハッカーズスピーチコンテスト2025年度 レベル3部門優勝者インタビュー~
オンライン英語学習プログラム“リンガハッカーズ”は、スピーチコンテスト“Lingua Speech Award”を毎年開催しています。
多くの参加者の中から素晴らしいスピーチを披露して、見事レベル3部門で優勝したのが、大阪国際高等学校1年生(当時)のKaiさん。スピーチをどのように作り上げたのか、表現の工夫などについてお聞きしました!
優勝スピーチはこちら!
審査委員長嶋津のコメント
Relevance(自分との経験との関連性)という観点から、自分の留学経験と提案するアイデアを効果的に繋げていた点は大きく評価しました。特に「Unity is no longer a choice.(団結はもはや選択肢ではない。)」という表現は、戦争が各地で起き、混乱の中にある現代において、力強いメッセージでした。そのほかにも効果的な抑揚・表現が多く見られたスピーチで、聴衆を巻き込む力を感じました。
レベル3優勝おめでとうございます!感想を教えてください。
予選を突破してファイナリストになれて、うれしかったです。ただ、決勝戦に進んだからこそ、気を緩めずに練習しようと思いました。ファイナリストが決まった日から、1日に数回はスクリプトに目を通して、1回は必ず練習をして、ここまで来たら優勝を目指そうと頑張りました。結果的にその目標を達成できて、良かったです!練習した甲斐がありました。
今回参加したきっかけは何ですか?
父が最初に見つけて、「このテーマ面白そうじゃない?」とコンテストのことを教えてくれました。「もし地球のリーダーになったら」というテーマは、アイデアがたくさん出てくるテーマで面白いなと思いました。中1以来、スピーチコンテストには参加していませんでしたし、学校でも全校集会で何度か話す機会はありましたが、また人前で話すことにチャレンジしてみたいと思って、参加することにしました。
原稿作りではどんな工夫をされましたか?
最初は「地球のリーダー」ということで宇宙との交流のようなことを考えていました。ただ、そのテーマだと自分の経験と結びつけづらく、感情移入しにくいことに気がつきました。「自分の人生とつなげたい」と振り返った時に、中学1年生の秋から中学3年生まで留学していたアメリカの中学校のシンボルだった学校の旗を思い出しました。最初は細かい旗のデザインなどを考えていたのですが、そこまで説明すると原稿が長くなってしまうので、途中から「なぜ旗が必要か」というテーマに変えていきました。結果的に、1、2週間かけて原稿を作りました。
練習はどんなふうにされましたか?
最初から動画を撮りながら練習していました。初めの頃は一言一言時間をかけて丁寧に話してしまい、2分ほどになって時間に収まりませんでした。そこから「ここは強く、ここは流して」など、撮影したものを見直しながら修正していきました。長かったので思い切ってカットした部分もありました。締め切り前日までの1週間は、毎日1、2回撮影して、一番いい動画を提出しました。
普段、英語学習はどのように取り組まれていますか?
小学生の時から、英会話教室などで英語の勉強を週に1回程度していました。僕が中学生になった頃は、ちょうどコロナ禍で、なかなか海外に行く機会もなく、刺激が欲しいと感じていました。そこで親から、正規の学生として中学校3年間をアメリカで過ごす提案がありました。留学生として短期間過ごすよりも、実際に現地の中学生として学ぶ方が面白そうだと思い、中1の秋からひとりで渡米しました。ニューハンプシャー州の山の中にある学校での寮生活が始まり、最初は聞き取れても周りの話が分からず、文化の違いに直面しました。日本で学んでいた英語と現地で聞く英語は違いますし、みんなが話しているアメリカの最新の流行やスラングにもついていけなかったです。が、2年目からは、みんなが話している内容も少しずつ分かり始めて、学校生活を楽しめるようになっていきました。帰国後は、日本のIBコース(国際バカロレア)のある高校で学んでいます。
最後に、将来の夢・目標を教えてください。
英語を続けながらも、他の国の言語を学びたいですね。中学の時に学んでいたスペイン語なんかがいいかなと思っています。まだまだ将来のことはわかりませんが、できれば英語圏の大学に進学して、言語に関することを学びたいと考えています。
ありがとうございました!