リンガハッカーズ受講生の英語スピーキング力が半年でCEFRレベルが上昇 ― LANGX Speakingによる継続モニタリング【中間報告】

リンガハッカーズ受講生の英語スピーキング力が半年でCEFRレベルが上昇 ― LANGX Speakingによる継続モニタリング【中間報告】

「英語、少しは話せるようになってきたかな?」——学習の成果は、自分ではなかなか実感しづらいものです。そこで LinguaHackers(リンガハッカーズ)では、受講生のスピーキング力を定期的に数値化し、その変化を客観的に「見える化」する取り組みを始めました。今回の施策では、希望者の中から選んだ3名の受講生を対象に、株式会社エキュメノポリスが提供する会話AIエージェント「LANGX Speaking」(関連プレスリリース)を使って、英語スピーキング力の推移を継続的にモニタリングしています。このたび、その中間結果として、対象の3名に着実なスピーキング力の向上が確認されましたので、途中経過をご紹介します。

この取り組みでは、対象の3名に 3ヶ月に1回「LANGX Speaking」を受験してもらい、約1年をかけてスピーキング力の推移を継続的に追っています。これまでに3回(2026年2月・5月・8月)を実施し、次回は約3ヶ月後(2026年11月頃)を予定しています。この記事は、第3回までの結果にもとづく中間報告です。

第1回(2月)から第3回(8月)までの半年間で、対象の3名には英語スピーキング力の明確な向上が見られました。ここでは、3名それぞれの変化を紹介します。各図のレーダーチャート(6技能)が回を追うごとに外側へ広がっている=スピーキング力が伸びていることを表しています。※プライバシー保護のため、氏名はイニシャル表記としています。

なお、各スコアは英語力の国際基準「CEFR(セファール)」で表しています(例:CEFRスコアで B1)。A1・A2・B1・B2・C1・C2 の6段階で、アルファベットと数字が進むほど上級です。各レベルが実際にどれくらいの英語力かは、末尾の「CEFRとは?」で解説しています。

Mさん 総合評価 B1 → B2(2.16 → 3.32、半年で +1.16)

総合評価が B1(中級)から B2(中上級)へ上昇しました(半年で +1.16)。当初の課題だった流暢さ(+1.79)・一貫性(+1.44)が大きく改善し、6技能がバランスよく伸長。B1→B2は目安で約100〜250時間の学習に相当する伸びです。

Mさん 6技能プロフィールの推移と、技能別スコア(8月)・半年の伸び

Wさん 総合評価 B1 → B1(2.92 → 2.98、半年で +0.06)

強みである「やり取り」で C1(上級)レベルを一貫して維持。相手と自然に会話をやり取りする力が光ります。直近では一貫性(+0.20)や流暢さが上向き、表現の豊富さも B2 を維持。中級(B1)を固めながら、上級の力を着実に伸ばしている段階です。

Wさん 6技能プロフィールの推移と、技能別スコア(8月)・半年の伸び

Tさん 総合評価 C1 → C2(4.45 → 5.01、半年で +0.56)

総合評価が C1(上級)から C2(最上級)へ上昇しました(半年で +0.56)。表現の豊富さ・やり取り・流暢さはすでに C2 に到達。C1→C2 はCEFRの中でも特に時間を要する飛躍(目安で約200〜500時間)とされ、高い水準からさらなる伸びを示しました。

Tさん 6技能プロフィールの推移と、技能別スコア(8月)・半年の伸び
CEFRを1レベル上げるには、目安で約200時間の学習が必要とされます。今回の調査で明らかになった半年間の結果からは、英語力の成長が見て取ることができます。
【参考】CEFR とは?

CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)は、語学力を A1〜C2 の6段階で表す国際基準です。点数ではなく「実際に何ができるか」で力を示すのが特徴で、世界中の教育機関・企業が採用しています。

CEFRレベル A1(入門)〜C2(最上級)
A1 入門 あいさつや自己紹介など、ごく基本的な表現を使ってやり取りできる。
A2 初級 買い物や身の回りのことなど、日常的な場面で簡単な情報のやり取りができる。
B1 中級 仕事・学校・旅行などの身近な話題で、自分の考えや経験を一通り説明できる。
B2 中上級 ネイティブとも無理なく自然に会話でき、幅広い話題を扱える(仕事で英語を使える目安)。
C1 上級 込み入った長い文章も理解し、言葉に詰まらず流暢に。学術・ビジネスで柔軟に運用できる。
C2 最上級 聞くこと・読むことのほぼすべてを容易に理解し、細かなニュアンスまで正確に表現できる。

各レベルの説明は、欧州評議会(Council of Europe)が定める CEFR の「Global Scale(全体的な尺度)」の記述をもとに、平易に要約したものです。またケンブリッジ英語検定によると、CEFRを1つ上のレベルへ引き上げるには 目安でおよそ200時間(レベルにより約100〜300時間、C1→C2は約200〜500時間)の学習が必要とされています。

本調査は現在も進行中です。次回(第4回)の測定を約3ヶ月後(2026年11月頃)に予定しており、その結果を踏まえた分析を、あらためてご報告します。LinguaHackers は引き続き、受講生一人ひとりの成長を客観的な指標で可視化しながら、”話せる英語”の習得を支援していきます。

出典:CEFR各レベルの説明は欧州評議会(Council of Europe)「Common European Framework of Reference for Languages — Global Scale(Table 1)」をもとに要約。学習時間の目安はケンブリッジ英語検定「Guided learning hours」による。CEFR換算:A2=1.5〜2.0未満/B1=2.0〜3.0/B2=3.0〜4.0/C1=4.0〜5.0/C2=5.0以上。

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