光景が目に浮かぶように英語表現と言い方を工夫! ~リンガハッカーズスピーチコンテスト2024年度 レベル2部門優勝者インタビュー~

オンライン英語学習プログラム”リンガハッカーズ”は、スピーチコンテスト“Lingua Speech Award”を毎年開催しています。
多くの参加者の中から素晴らしいスピーチを披露して、見事レベル2部門で優勝したのが、開智望中等教育学校1年生(当時)のNaokiさん。スピーチをどのように作り上げたのか、表現の工夫などについてお聞きしました!
優勝スピーチはこちら!
Homeとして挙げたデッサン教室が、絵を描くだけでコミュニケーションがないように見えて実はそうではない、という対比が印象的でした。教室に入った時の匂いや雰囲気は、イメージが浮かんでくるように聞き手に伝わりやすく、クリエイティビティを感じました。最後に”why not~?”を使って聞き手にメッセージを残したことも、聞き手にスピーチを印象付けるいいテクニックですね。
スピーチコンテスト優勝おめでとうございます! 感想を教えてください。
本番前はとても緊張していましたし、他の人のことをあまり意識しないようにしていたので、スピーチの発表は聞かずに、発音の練習などをしていました。他の人のスピーチがどうだったか全く分からない状態だったので、自分の名前を呼ばれた時はびっくりして、その少し後に喜びの気持ちが出てきました。
スピーチコンテストに参加しようと思ったきっかけや理由について教えてください。
リンガハッカーズを受講しているので、スピーチの機会はよくありますが、いつもは数日前からスピーチを作りはじめることが多かったです。でも今回のスピーチコンテストでは、自分はどれくらいスピーチができるんだろう、というのを確かめたいと思ったので、1ヶ月前くらいから準備を始めました。
今回のスピーチのテーマは「Home」でした。原稿をどのように作っていったか教えてください。
最初は自分自身の”Home”が何か、なかなか思いつきませんでした。そんな時、週に1回通っているデッサン教室の部屋に入った時に、安心感のような、それこそ家のような雰囲気が感じられることに気がついて、それをスピーチにしようと決めました。
スピーチの内容を考える時は、スピーチを聞いた人にとって光景が目に浮かぶような、そして自分のHomeであるデッサン教室が落ち着く場所なんだと分かってもらえるスピーチにしたいということを意識していました。伝えることが決まっても、言い方や言葉の並べ方はいろいろあるので、聞き手の感じ方を想像しながらベストな言い方を考えました。
あとは、スピーチ最初の切り出し方、そして最後の締めにこだわりました。ここがいいスピーチはかっこいいと思っていたので、スピーチの最初と最後を複数パターン作って、どれがいいかを選びました。
原稿ができたあと、スピーチの練習はどのようにしましたか?
練習は基本的に一人でしていました。抑揚と発音が大事だと思っていたので、何度も繰り返しながら自分が納得するまで練習しました。
一度だけ家族にスピーチを見てもらい、動画も撮ってもらいました。動画を見ると、自分が思っていたより声が低かったので、聞き取りやすいように修正しました。やっぱり周りの人に協力してもらって、スピーチを客観的に見てもらうのはいいことだと思います。
続いて、普段の英語学習について教えてください
学校の英語の授業は、ネイティブの先生が担任で、英語を話す機会は結構あります。あとはリンガの授業ですね。家での勉強はあまりやっていないですが、映画を見ることは好きなので、面白そうな映画を探して英語字幕や字幕なしの英語で見たり、少し前は本を英語で読んだりもしていました。
最後に、将来の夢や目標があれば教えてください!
まだはっきりとは決まっていませんが、海外で学んでみることにも興味があります。単純に「海外ってかっこいい」という憧れもありますし、昔からドイツに強い関心があるからです。小さい頃に動物園で買ってもらったホッキョクグマのぬいぐるみがきっかけでホッキョクグマが好きになり、温暖化の影響で数が減っていると知ってから環境問題にも興味を持つようになりました。環境に優しい街として知られるフライブルクの存在や、憲法研究で叔父がドイツに滞在していたことを知ったこともあり、いつかドイツに行ってみたいと思っています。
ありがとうございました!