オンライン英語学習プログラム”リンガハッカーズ”は、スピーチコンテスト“Lingua Speech Award”を毎年開催しています。
多くの参加者の中から素晴らしいスピーチを披露して、見事レベル3部門で優勝したのが、関西学院中学部3年生(当時)のHinakoさん。スピーチをどのように作り上げたのか、表現の工夫などについてお聞きしました!
優勝スピーチはこちら!
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審査委員長嶋津のコメント
ニュージーランドに行って帰ってきてお母さんにハグされた瞬間の話は、鮮やかにイメージされて、私も涙が出そうになりました。ハグの温かさ、パワーが子どもに伝わる、そんなストーリーがとても感動的でした。
最後の、”I hope I can be home~”の一文、自分自身が周りの大切な人にとってのHomeになりたい、という締めくくりも素敵でした。
スピーチコンテスト優勝おめでとうございます! 感想を教えてください。
優勝することができ、とても嬉しく思っています。また、 学校の英語の先生方のご指導とご支援に、心から感謝しています。 この経験を通して、これからも英語力を磨き続け、 自分自身に挑戦し続けていきたいと思います。 本当にありがとうございました。
スピーチコンテストに参加しようと思ったきっかけや理由について教えてください。
もともと英語のスピーチ が大好きで、 これまでも高円宮杯全日本中学校英語弁論大会の兵庫県予選や、 校内の英語弁論大会に参加してきました。「 他にも大会があれば挑戦してみたい」と思っていたところ、 学校の英語の先生が「参加してみない?」とLingua Speech Awardを紹介してくださいました。 英語で自分の考えを発表することは、 とても良い経験になると思い、今回も挑戦することを決めました。
英語のスピーチはいつから好きだったのですか?
英語のスピーチ に初めて挑戦したのは、小学3年生のとき、 学校の英語スピーチ コンテストに参加したのがきっかけです。 最初はとても緊張しましたが、毎年挑戦するうちに、 少しずつ落ち着いてスピーチ ができるようになりました。 中学生になると、英語の先生の熱心なご指導のおかげで、スピーチ を心から楽しめるようになりました。
今回のスピーチのテーマは「Home」でした。原稿をどのように作っていったか教えてください。
テーマについては、さまざまな角度から考えました。文字通り「 家」という意味も考えましたが、 ニュージーランドから帰国した際に感じた、 母のハグが自分にとっての“居場所”だという思いを、 そのまま伝えることに決めました。
最初に作った原稿はかなり長めでしたが、 聞いてくださる方にとって分かりやすく、 ストーリーを思い描いてもらえるよう意識しながら、 大切なフレーズを残して原稿を完成させていきました。
伝え方については、 ハグの温かい雰囲気が伝わるようにしたいと思っていました。 自分のスピーチ を録画して毎回見直しながら、 笑顔や温かい声を意識し、 ニュージーランドでの体験を思い出しながら、 何度も練習しました。おそらく、 100回くらいは撮影と修正を繰り返したと思います。
普段の英語学習について教えてください
私の学校にはネイティブの先生が多くいらっしゃるので、 先生方と積極的にコミュニケーションをとることで、 スピーキングの練習にもつながっています。 自分で英語を勉強するときは、 英字新聞を読んで語彙を増やすことが多いです。 記事の中で分からない単語があれば、紙の辞書で意味を調べ、 その単語に黄色の色鉛筆で印をつけています。そうすることで、 同じ単語に再び出会ったときに、「 前もこの単語が分からなかった」と印象に残りやすくなり、 記憶に定着しやすくなります。
最後に、将来の夢や目標があれば教えてください!
将来は、フライトアテンダントになりたいと思っています。 小さい頃、家族で海外旅行に行く機会がありました。 一緒に行った祖父母は車椅子を使っていたのですが、 フライトアテンダントの方が、 車椅子でも楽しめる現地の施設やレストランについて、 絵葉書に書いて教えてくださいました。そのおかげで、 私たちは旅行をより安心して楽しむことができました。 その時から、私もあのときのフライトアテンダントのように、 人を思いやることのできる存在になりたいと強く思うようになりま した。
ありがとうございました!