国内イングリッシュキャンプレポート2021  Lingua Franca English Camp in Nagano

コラム
国内イングリッシュキャンプレポート2021  Lingua Franca English Camp in Nagano

Lingua Franca English Camp in Nagano 2021を開催し、全国から27名の小中高生が参加してくれました。
毎年開催している本プログラム、今回も学年・英語レベル・住んでいる地域も多様で、バラエティに富んだ仲間が集まりました!
どんな学び・変化があったのか、3日間の模様をレポートしていきます!

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目次

キャンプのテーマ
DAY1:グローカルメンターズの人生ストーリー、普段出会わない”憧れ”に出会う!
DAY2:グローカルメンターズの熱中している学問を大公開!
DAY3:英語での最終プレゼン!
参加者・保護者からの声
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キャンプのテーマ

今回のキャンプのテーマは「世界で学ぶ大学生と将来学びたい学問に出会おう」リンガハッカーズでも活躍している、バイリンガルのメンター達*が大学・大学院で学んでいる学問を参加者にレクチャー。ミッションは「英語でオリジナルの授業を作り、チームでプレゼンテーションする」ことです。
参加者は彼らの専攻学問から1つ選び、レクチャーや議論、リサーチなどを行って集中的に学びます。そして最終日には他の参加者に向けて、英語で授業プレゼンを行います。
世界の学問について学ぶ外向きに開かれた世界との接触・自分はどの学問を選ぼうかな?と、自身自身を深堀りする内向きの対話・大学生/チームメイトとディスカッションを繰り返し、意見を作り上げていく協働の経験、様々な形の学びを通じて、最後にはどんな気付きが得られるのか、楽しみです。

*グローカルメンターズについてはコチラ

DAY1:グローカルメンターズの人生ストーリー、普段出会わない”憧れ”に出会う!

今回は、長野の貸し切りロッジにてキャンプを実施。感染症対策もバッチリです。

お昼頃に全員が集合し、いよいよキャンプスタートです。
初対面の参加者同士・しかも英語のキャンプで、最初は全員緊張した面持ち。
その中でも普段オンラインで授業しているリンガハッカーズの生徒たちは、「あ!オンライン授業で同じクラスの子だ!」と初めての対面を喜んでいました!

まずは全員の緊張をほぐす、アイスブレイク&ハウスルールの設定からスタートします。ハウスルールとは、研修中に皆で守るルールのことで、これを皆で話し合って決めるのがリンガフランカ流。今回は「英語を自分が話せるだけ話す!」「すれ違ったら、“Hi!”と必ず挨拶する!」というハウスルールに決定!自分たちの英語力の限界に挑戦しながら、お互いに気持ちよく過ごせるルールを設定し、自分たちでキャンプを作り上げていきます!

次は、翌日の「教養セミナー」の準備として、グローカルメンターズのバックグラウンド・人生ストーリーを聞いていきます。題して「グローバルトーク」
グローカルメンターズも参加者に負けず劣らず多様です。アメリカ出身・東京大学で公共政策を勉強中のSara、静岡出身・ロンドンカレッジで哲学を勉強したRion、シンガポール出身・大阪大学で生物学を博士課程中のXenia、そして京都出身・国際基督教大学(ICU)で教育学・言語教育を勉強中のRisako。彼らが育ってきた文化とは?なぜそこで学び、どんな人生を歩んできたのか? 参加者は前のめりに聞いていて、質問もたくさん出ていました!「シンガポールって〇〇なんだ!」「なんでその大学にしたの?」「留学した時は怖くなかったの?」「英語はどうやってそんなに話せるようになったの?」などなど、海外の文化や、周りにはいない人の人生・生き方のオプションを知ることは、今後の参加者の人生の選択肢を広げることでしょう。また、憧れるロールモデルの存在はチャレンジするときの原動力になり、第二言語習得(※)の上でもプラスになります。
※第二言語習得においてのロールモデルの重要性についてはコチラ

DAY2:グローカルメンターズの熱中している学問を大公開!

2日目は、グローカルメンターズから、彼らが没頭し熱中している学問についてレクチャーを受けます。
今回のキャンプでの参加者のミッションは「英語でオリジナルの授業を作り、チームでプレゼンテーションする」です。レクチャー後、自身の興味に従ってどの学問のオリジナル授業をしたいか、自分で学問を選びます。同じ学問を選んだ参加者でチームを作り、どんな授業をしたいかテーマを決めます。
例えば、公共政策のブースでは、暮らしの中の課題を見つけ、政策を実行し、評価し、どう社会に組み込んでいくのかを英語でレクチャー。「公共政策」を選んだ参加者たちは、メンターからレクチャー受けた後にメンターへ質問・議論して理解を深めたり、誰かにとってメリットがある政策は全員にとって”良いこと”なのかな?だれかが損をしないかな?と深い多角的なディスカッションが行われました。その上で、チームが課題だと感じていることに対して、どういう対策ができるのか、国によっての対策の違いなど、リサーチを行い、伝えたいメッセージをチームで考えながら準備にとりかかりました。女性の雇用などジェンダーの問題や環境問題、各国のコロナ対策などテーマは多岐に渡りました。

DAY3:英語での最終プレゼン!

最終日、少し緊張した面持ちで、いよいよ最終プレゼン準備の大詰めです。
プレゼンスキルワークショップでプレゼンテーションに必要なスキルを学び、目線を上げて、自信を持って表現する練習をしていきます。
最終発表では準備した、プレゼンテーション資料とともに、英語でプレゼンテーションをします。
各チームとも工夫を凝らした授業を作り上げていて、例えば途中にクイズを挟んで聴いている人に問いかけるプレゼンがあったり、ジェンダーの問題について劇の形式で問題点を表現するチームもありました。
どの参加者も緊張しているようでしたが、発音に気をつけたり、アイコンタクトを懸命に取っている様子で、自分の最大限の力を出し切ろうとしているように感じました!
学んだ事、調べた事、伝えたい事を英語で話すのはとても難易度が高いです。本番でうまく話せなかったと落ち込む参加者もいましたが、その悔しさがまた英語学習のモチベーションにもなるでしょう。
チームで協力し、ひとつのものを英語で作り上げる経験は、英語力の向上に加えて、協力することの難しさ、意見を言い合うことの大切さ、相手の意見と自分の意見をあわせて新しい意見を作っていく大切さを知る原体験になったのではないでしょうか。

参加者・保護者からの声

学びが詰まった濃密な3日間。キャンプの感想を参加者・保護者から頂きました!
その一部をご紹介します。
《参加者》
「メンターの人たちが専門にしていることはどれも面白く興味がある分野が増えた」(東京都 高校2年生)
「自分の知らない単語を使わないと表現できなかったからすごい英語(力)が身についた」(静岡県 中学2年生)
「みんなで物事を作る難しさを学び、人に伝える大切さに気づいた」(神奈川県 高校2年生)
メンターの人みたいになりたいって思えた、みんなすごい人たちだし憧れた」(大阪府 高校1年生)
「このキャンプを通して英語が好きになったし、自分の視野も広がりました。自分にも可能性があるとわかり自信がついた。プレゼン優勝して嬉しい!」(京都府 中学2年生)
「スピーキング・自分の思うことを積極的にできた」(福岡県 高校3年生)
「コミュ力、表現力、プレゼンを通じて協調性と表現力の大切さを知った」(大阪府 中学2年生)
世界の人と、いろんな国で自分の興味のある学問の追求をしたい」(福岡県 高校3年生)

《保護者》
保護者アンケートの結果は、満足度100%でした。下記、いくつか頂戴したお声を抜粋します。
すごく良い刺激を与えていただいたので このまま意欲が持続するように英語に触れる機会を増やしてあげたいです。」(大阪府 中学1年生 親)
「英語のレベルも足りておらず、ご迷惑をおかけしたのは充分承知しておりますが、 キャンプから帰ってきた時の充実した表情や口調を聞いて、 思い切って参加させてあげて良かったなと思っております。」(山梨県 小学生 親)
英語に対しさらに興味を持って勉強をしているようです。 また、2泊3日のイングリッシュキャンプで楽しい経験を積み、 全国の友達ができ本人にとってもよかったように思います。」(福岡県 高校3年生 親)
「中学に入ってからあまり学校のことなど話してくれなくなっていた のですが、今回のキャンプのことはいろいろと話してくれました。」(静岡県 中学2年生 親)

 

いかがでしたでしょうか?
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