英検準1級合格&IELTS Speaking 7.5!悔しさをバネに英語力を向上させた早川諄さんの勉強法とは?

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英検準1級合格&IELTS Speaking 7.5!悔しさをバネに英語力を向上させた早川諄さんの勉強法とは?

今年6月に英検準1級の合格と、IELTS Speaking 7.5を取得した早川諄さん。それでも諄さんは現状が「スタートライン」だと話します。スコア取得までのストーリーと勉強法、そして今後の目標をお聞きしました!


目標達成の原動力は「悔しさ」

-英検準1級合格&IELTS Speaking 7.5取得、おめでとうございます!
ありがとうございます!
実は高校2年の時にも英検準一級を受けたのですが、その時は1点足りず、不合格でした。今回自分の中ではリベンジの意味合いが強かったです。IELTSも、Speakingは7.5ですが、Overallでは6.0だったので、もっとやれたな、くらいの気持ちです。英検もIELTSも合格した嬉しさよりもこれからの課題が明確になった試験だったと思います。

-目標が高いですね!高い目標を目指すようになったきっかけがあったのでしょうか?
高校1年の時にアメリカに留学に行ったことが大きいと思います。ネイティブのスピードに対応できず、授業についていけなかったんです。留学に行くことを決めてから、英語の準備をずっとやってきていたので、自分の英語力が十分ではないことをより痛感しました。
留学先で、家族や周りの友達はサポートしてくれるのですが、それが一層悔しかったです。留学生だからという理由で気を遣ってもらいたくなかったんです。聞き返したり、ゆっくり喋ってくださいとお願いしたりするのも、極力避けたいと思っていました。そのため、周りについていけるようにひたすら努力しました。

 帰国後、さすがに合格できるだろうと思って英検準一級を受けたんです。そしたら1点足りずに落ちてしまって。これもまた悔しくて、そこから必死で勉強しました。今年6月に合格した時は、ホッとした気持ちが強かったですね。

-試験前は、具体的にどんな勉強をしたのですか?
スピーキングはある程度できていたのですが、リーディングやリスニング、ライティングが足りないことを実感していました。そこで、CNNのディクテーション(※読まれた英語の書き取り)や、オバマ大統領やキング牧師のスピーチのディクテーションをして、自分がわからない単語を全てまとめ、語源と絡めて覚えました。

ライティングは、リンガハッカーズの授業を担当しているリンガコーチに作文を見てもらったり、グローカルメンターズ(以下メンター)に相談したりしていました。
後は、単語力がとにかく重要だと思ったので、嶋津さんの語源の本(中・高6年分の英単語Roots)を何回も読んでいました。
スピーキング以外の勉強に注力していると言いましたが、リンガの授業で行う英会話はむしろ大切にしていました。英会話が問題なくできていればリスニングはできていることになりますし、覚えた単語を使う機会は常に必要だと思っているので、そこを意識して会話をしていました。

普段の英語勉強法

-英語を始めたのはいつごろからでしょうか?
生後6ヶ月頃から英語のDVDや音楽を聞いていたそうです。また、2歳から英語の幼稚園に通っていました。そこでは教えてくれる外国人の先生の出身国が毎日違うので、それぞれの英語のイントネーションを真似ることが得意だったようです。
小学生の時は英会話に通っていました。当時は英語学習という意識はなく、ただ楽しいから通っていた、という感じです。
小4の時にはアメリカに2週間ホームステイに行きました。兄の友人が英語で会話しているのを見て、漠然とすごいなと思っていました。自分も英語を勉強しているので、英語で意思疎通できるようになりたいな、という気持ちが芽生えたのを覚えています。

-リンガハッカーズはどのようにして見つけたのですか?
中1の春休みに、兄の友達から「嶋津さんが英語教えてくれるから来なよ」と誘われて、兄と一緒に個人的な勉強会に行ったのがきっかけでした。
初めて行ったときの衝撃は今でも覚えています。語源を使った単語の覚え方などの勉強法もそうですが、英語を使って活躍する日本人に会った、ということが当時の僕には新鮮でした。
漫然と英語が好きだな、くらいに思っていた僕にとって、嶋津さんの存在は自分の英語レベルに気づくきっかけになりました。将来英語を使って活躍するならもっともっとレベルアップしなければならないと強く感じました。

この勉強会は定期的に開催されていて、次第に参加人数が増えて図書館の部屋を借りるようになり、気づいたらリンガハッカーズと名前がついていました(笑)


-普段の英語学習に、リンガハッカーズをどのように活用していますか?

特に意識しているのは授業の取り組み方です。
リンガコーチが投げかけた質問に対して、周りの生徒が手を挙げない時には積極的に自分が発言することを意識しています。そういう質問は答えるのが難しいことが多いので、新しい表現を覚えられる、成長のチャンスだと思っています。

授業では英語で話す機会が沢山ありますが、自分が思ったことをそのまま英語にできることって少なくて、体感3割くらいだと思っています。言いたいことをうまく英語にできない時は、コーチが適切な表現を教えてくれて、メンターの方がその表現をチャットで送ってくれます。
なので、発言の時は、自分が勉強する単語や、前に教えてもらった表現を使うようにしています。発言の度に挑戦と発見があるので、発言するたびに成長している気がしますね。
間違ってしまっても適切な表現を教えてもらえますし、発言をしないことには理解度も上がらないと思っているので、失敗を恐れずに毎回発言することを意識しています。

-英語での表現力向上に、授業を上手く活用しているんですね!
他にも、リンガハッカーズの授業はいろいろなトピックについて議論するスタイルなので、自分が知らないトピックが扱われたり、他の生徒から自分の考えていなかった意見が出たり、英語力だけではなく考え方の勉強にもなっていると感じます。
また、他の生徒がトピックに対して違う意見を持っているので、話が盛り上がるのは楽しいですね。「私はこう思います、あなたはどうですか?」みたいないわゆる英会話、という感じじゃなくて、普段の日本語の会話のようにスムーズに盛り上がった時に、自分の成長を感じます。

こうしてどんなトピックが来ても対応できるように準備できていたので、IELTSのスピーキングも怖くなかったですね。

今後の目標

-今後の目標を教えてください!
将来は英語を軸とした仕事をしたいと思っています。そのためにはより高い英語力が必要なので、今はまだスタートラインだと思っています。
例えばスポーツが好きなので、日本から世界に羽ばたくスポーツ選手を通訳としてサポートするなど、何らかの形で世界との架け橋になりたい気持ちは常に持っています。

留学したときの悔しさや、英検に落ちた経験が、僕を強くしてくれていると思っています。留学で英語は絶対に話せたほうがいいですし、話せることでまた違う景色を見ることができたのかもしれないですが、自分の場合はそこで世界との差を認識したことで、「もっと頑張らなければ」という英語に対する意識も高まりました。
それから、リンガコーチやメンターなど、こうなりたい!と思える人たちが常に周りにいるので、いつも頑張らなくちゃと感じて、努力できています。

英語は好きだからこそ、もっともっと勉強したいですが、あくまで自分が将来世界で活躍するために必要な要素の一つなので、テストで満点を取ることは目標ではないです。英語をもっと貪欲に学んで、英語を学ぶということを楽しんで、自分の将来の夢を切り開いていきたいです。
また、僕はすでに英語は話せて当たり前の言語になってきたと思っていて、ゆくゆくは英語以外の言語を学んで、より多くの人とコミュニケーションできるようになりたいです。
僕は留学で挑戦することの大切さを学んだと思っているので、これからも現状に満足せず、常に挑戦していきたいです!

諄さん、ありがとうございました!

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